あなたペットは大丈夫?今すぐできる熱中症対策!(チェックリスト付き)

ここ数日気温がぐんぐん上昇し、暑~い夏がやってきましたね。
飼い主さんにとっても、わんちゃん・ねこちゃんにとっても厳しい季節。
特に夏バテや熱中症に注意したいですね。

熱中症チェックリストや予防対策、役立つ情報をお届けします!

1. 汗をかけない犬・猫
ペットの熱中症対策

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/kisskisskisshoneybee/67272486.html
わんちゃん・ねこちゃんは足の裏のパッド=肉球にしか汗をかくための器官“汗腺”がありません。
その為、人間のように汗をかいて体の熱を発散させることができないのです。

わんちゃんはパウンティング(よく見られるハァハァと口を開けてする呼吸)で熱を発散して体温調節をしています。

ペットの熱中症対策
出典:http://nekomaniac.seesaa.net/upload/detail/image/atsuihinoneko-thumbnail2.jpg.html
ねこちゃんも暑い日には“涼しい場所”を探して動かず、体温上昇を防いでいます。

2. 3個以上当てはまったら病院へ!熱中症チェックリスト
まずはわんちゃん・ねこちゃんが熱中症になってしまった際に現れる症状をチェックしてみましょう!

□ フラフラしている
□ 立てない・横になったまま呼びかけても起きられない
□ 40度以上の発熱がある
□ 呼吸が浅く、速い
□ チアノーゼ(舌や歯ぐきが青く変色)を起こしている
□ 嘔吐・失禁
□ ヨダレを垂らしている、またそれにより脱水症状がみられる
□ 口から泡を吹いている
□ ひきつけや痙攣
□ ぐったりしていて反応が薄い・全く無い

3個以上当てはまるようなら、熱中症の可能性大です!
また40度以上の発熱や、ぐったりしていて反応が無い場合等、1つでも危険な状態である可能性もあります。

おかしいなと思ったら、すぐに応急処置をして獣医の診察を受けましょう!

3. 熱中症が疑われる際の応急処置

とにかくまずすべきは“体温を下げる”ことです。

●日陰で風通しの良い場所に移す
●冷水をたくさん飲ませる
●冷水で濡らしたタオルを体全体にかける
●風呂場や屋外等で冷水を体にかけてあげる(氷水等の極端に冷たすぎるものは不可)
●タオルや水で体を濡らしたら、扇風機等で風をおくって熱を発散させる

ペットの熱中症対策
出典:http://pet-c.net/column/writers/petc/001531.php
上記の応急処置後、ペットの体を冷やしながらすぐに動物病院へ!
重度の熱中症の治療は時間との闘いです。
異常にすぐに気付けるように、日ごろからペットの正常時の体温や緊急対応をしている動物病院を把握しておくことも大切です。

4. 熱中症対策
愛犬・愛猫を熱中症にさせないために、どんな対策をとれば良いのでしょうか?

1:室内飼いのペット達が過ごす部屋は、風通しを良くして除湿にも気をつけましょう。

2:扇風機を使って空気を循環させ、カーテンやよしず・サンシェードで日差しを遮るのも有効です。
ペットの熱中症対策
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3:室外飼いの場合にもよしずやサンシェードを使用して日陰を広く作っておく。熱を発散するアルミプレート等を用意する。
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4:冷えすぎない温度でエアコンをつける。
万が一の故障や停電の心配があるので、特に暑い日等に利用し、エアコン以外の暑さ対策もしておきましょう!

5:車に乗せる際には日中を避け、わずかな時間でも絶対に車内にペットを残さない。

6:肥満にならないように注意する。

7:夏場のお散歩は、時間と気温に注意し、とくに暑い日は無理せず短時間で済ませる。
朝は気温の上昇する前。(日が昇る前がベスト)
夜はアスファルトの路面の温度が下がってから。(手で路面を触って確かめる)

8:新鮮な水がいつでも飲めるようにしておく。夏場は水の器を複数用意しておくと安心です。

9:サマーカットをする際には、短くしすぎないこと。
夏場はサマーカットで被毛を短くカットしているわんちゃんを良く見かけます。
涼しそうですが、あまり短くしすぎてしまうと直射日光の影響を受けやすく、熱中症になってしまうことも…。
長めにカットするか、お散歩やお出かけの際には白っぽい色のTシャツ等を着せておくようにしましょう。
ペットの熱中症対策
出典:http://betchu.jp/?pid=74105483
お留守番や楽しいおでかけの際に熱中症にかかってしまったら…と思うと怖いですよね。
特にお鼻の短い犬種やシニア犬・仔犬は注意が必要です。

ペットの熱中症対策、さっそく今日から始めてみましょう!

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